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2013年3月

2013年3月18日 (月)

ネームの作業

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プロットとネームの作業中の机を撮ってみました。

ノートの左の付箋がはってあるページが、プロット。
思いついたシーンや会話を時系列に並べています。
付箋のいいところはシーンの順番を気軽に入れ替えられるところです。

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わたしのネームはB4用紙を8ページ分に分割したミニネームです。

シーンや会話に集中していると、ものすごく視野が狭くなるので、ストーリー全体を見渡せるようにこの形になりました。
先ほどの付箋プロットをページごとに割り付けて、だいたいどのページでどのシーンを出すか、などの見通しもたてます。
見通しがないと苦しすぎて描き進められなかったりします。はあはあ。

カメラのレンズをズームにしたり望遠にしたりするように、細部に集中したりちょっとひいて物語全体を眺めたり、という作業をくり返します。


ネームはとても大変ですが、自分の中にある「描かれるのを待っている話」を掘り起こす、いちばん楽しい作業でもあります。

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2013年3月17日 (日)

紀北町のマンボウ

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いままで国道のみだった紀北町に、今月から高速道路が通ります。
本線の町境の看板に、わたしの描いたマンボウのイラストを使っていただきました。


思っていたより大きくてビックリ!
高速道路の標識って一般道のものより1.5倍から3倍大きいらしい。


名古屋方面から来ると山道つづきですが、ここ紀伊長島ICで降りると海沿いをドライブできる道がはじまります。

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ところで数年ぶりにコメント欄を復活させたのですが、せっかくいただいたコメントに十数日気づかないという失態をやらかしました。
わたしのバカバカバカ・・・!!
顔面蒼白の超スピードでお返事&コメントいただいた際の通知を設定。
ねこさん大変失礼いたしました。

反省しつつ、のんびり勘をとり戻そうと思います。

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2013年3月11日 (月)

近隣の風景

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家の近くの踏切。

今日は昨日までの空気の霞もなく、とても空が澄んでいます。


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線路は単線です。
1時間に一本くらい、二両編成の汽車がトコトコ通り過ぎます。

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2013年3月10日 (日)

卵あっためネルさん

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ヨーロッパ旅行の際、丁稚に出していたネルさんが卵を4つこさえて帰ってきました。
一個はうすくて割れちゃった。


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うんしょ、うんしょ。


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頑張ってあっためてます。
どや顔。

無精卵だけど。

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2013年3月 1日 (金)

新連載はエッセイコミック

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もひとつお知らせ。
発売中の月刊!スピリッツ(小学館)4月号で、「東京を脱出してみたよ!」という新連載がはじまりました。
初めてのエッセイコミックです。

そもそも我々が三重に移住したのは、震災と原発事故を受けてのことだったのですが、そのドタバタっぷりと、移住後の田舎暮らしを面白おかしく描けたらいいな、と思い描き始めました。
「赤裸々すぎる移住エッセイ!」とある通り、作中では自宅のローンの額から、シャレにならない夫婦喧嘩のありさままで、コミカルに描きつらねております。

本人的にはなんかもう、いろいろ笑いにするしかなくて・・・泣

Supi4    Supi2
(↑作画作業中の2話より)

あんまり何も考えずに笑いながら読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
わはは。

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読切り「シャンゼリゼには」

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現在発売中の月刊コミックバーズ(幻冬舎)4月号にて、「シャンゼリゼには」という読切りを描かせていただきました。

2011年の震災以来、地震や津波、原発事故が起こった以降の世界をきちんとマンガに描きたい、と思いつづけていたのですが、自分の中でどんな風に描いたらよいのかまったく整理がつかないままでした。
マンガに限らず震災に関する作品がすでに沢山発表されたあと、いまさらながらですが、やっと自分も描いたという気持ちです。

Birz2_2
主人公は福島県の浜通りで生まれ育った、中学2年生の女の子です。
歌うのが好きで、合唱部に所属していました。

Birz5_2
ドキュメンタリーやニュースで震災が報じられる一方、マンガでエンターテインメントとして描くことの意味を随分考えました。
個人的にたいへん思い入れのある話となり、ネームや作画にかなり力を入れています。

主人公、万季(まき)の歌を、誌面でぜひ見てみてください。
月刊コミックバーズ4月号は、3月末ごろまで書店に置かれています。

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